三浦貴大「エール」応援部団長役に秘めた両親の存在と兄弟そして体育教師を目指していた大学時代が転機に

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窪田正孝主演の朝ドラ「エール」で俳優・三浦貴大さん演じる早稲田大学応援部団長・田中隆の熱演ぶりが話題です。「甲子園中止」のニュースが重なって思わず涙する視聴者も続出し、SNSではその演技が絶賛されニュースになるほど。 ここでは、「普通に育ったことの凄み」を武器に俳優活動第一線で名を挙げてきた三浦寛大さんの‐「両親の逸話」・「大学時代」・「兄弟」を取り上げ彼の魅力に迫っていきます。

◆いわゆる“スター俳優”ではない


三浦貴大さんといえば周知のとおり、俳優・三浦友和さんと元歌手・山口百恵さんを両親に持つサラブレッドです。

兄弟には、俳優でシンガーソングライターの三浦祐太朗さん、といわゆる芸能一家。 三浦寛大さんの俳優の道は遅く、22歳。

成城学園中学校、成城学園高等学校に進学。その後、兄の影響で、水球部とライフセービング部に所属し、順天堂大学でライフセービング部に所属し、ベーシックライフセーバーの資格を取得するなど、「海の仕事」を就くことに全力を注いでいました。

その実力は確かなもので全日本学生ライフセービング選手権大会(インカレ)ではオーシャンマンリレー7位・CPRコンテスト3位入賞するなど活躍していた選手なのです。 熱血ぶりが垣間見れるのが、仕事に対する価値観。

メディアから20代の頃の仕事に向き合う姿勢の変化を問われると

「学生の時に海で働いたときから全然変わっていないです」ときっぱり。大学生時代に、ライフセーバーとして救助活動を行っていたといい、「仕事に『面白い』も『つまらない』もないし、仕事なのでやるっていうスタイル」と仕事観を語る。「面白いときもあるし、つまらないときもありますけど、それはおまけなので。やる気を失ったりはしないし、そんなスタイルでずっとやっていますね」

また、お金に関しての質問では

「お金が1円でも発生したら仕事なので、自分の責任が発生する。責任があることをちゃんとやるということが、僕の中での決まり事」

と話すなど、誠実で熱い人柄が感じられます。

「『バイトだから(責任は負わない)』みたいな感じで、適当にやっている人が嫌いだった。バイトも正社員もお客さんにとっては変わらないから、全部責任を持ってやらなきゃいけないんじゃないですかね!っていうふうに(当時)言っていた」と振り返っているようでした。
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◆やはり大きかった!両親の存在

高校までは、“学校”という狭いコミュニティーの中に身を置き、「閉塞(へいそく)感」を感じていたといい、両親のことが「すごく大きかった」と振り返る三浦寛大さん。

しかし、大学に入学後、16人部屋で過ごした寮生活では、さまざまな地方から来た学生とも仲良くなるにつれて、 「僕のことなんて誰も知らないし、両親のことも知らないって人たちにいっぱい出会った。そこで『自分ってこのままでいいんだ』っていう感覚になったのは、すごく覚えているし、人生が変わったポイントなのかなとは思っています」 とインタビューで回答しています。

両親の存在を背負いながらも、長く一般社会に生き、自らの道をひた走ってきた三浦寛大さんの朴訥さは、やはり普通の価値観に触れてきたことが最大の魅力なのかもしれません。

『エール』応援部団長役ヒットの訳 デビュー作品の製作の場では、本人も両親の存在を積極的には押し出さず、クランクアップまで、監督や一部キャスト以外には両親のことは知らされていなかったという「地味なデビュー」のほかにも、「スター俳優」ではない理由がいくつか挙げられます。

①イケメンすぎない地味な外見が感情移入しやすい

『ハクバノ王子サマ 純愛適齢期』32歳の女性教師が7歳下の新任教師に恋をするストーリーで優香が演じる主人公の相手役に抜擢された際の声に「中途半端なイケメンでときめかない」といった女性視聴者からの声もあったのだそう。。。

②誠実でひたむきな役どころがはまっている

正義感の強い刑事役を演じた『探偵の探偵』では妻と死別し多忙ななかで幼い娘を育てる父親役に。

誠実かつ物静かで悩みも抱えた役が多いのも理由に挙げられている。地味な外見に加えて嫌味がなく、一般人が感情移入しやすいのはもちろん、「ひとりで家にいるのが好き」という落ち着いた人柄が出ているのかもしれない。

さらに、このスター俳優ではない理由のもうひとつに「兄弟」三浦祐太朗(シンガーソングライター・俳優)の存在もあるようなのです。

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パーマを当てました。ノンママ白書のまこっちゃんみたいになりました。 #三浦祐太朗

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兄の外見は、弟の三浦寛大さんとは異なり甘いマスク

2017年の冬、三浦寛大さんが出演した舞台に訪れた兄・三浦祐太朗さんの姿があった。兄弟で仲良く写った写真はインスタグラムに投稿され、ファンも歓喜に。

「めちゃくちゃ素敵な写真ですね。兄弟愛ステキ」

「兄弟ショット、最高」「やっぱり(舞台)行きますよね、お兄ちゃんだもの」

「兄弟並んでるところ見られて最高に嬉しい」

とファンは家族仲の良さを見守っている。
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そんな兄の芸能活動は、というと 音楽活動は、中学時代の同級生でバンドを結成、Peaky SALT(現在活動休止中)が誕生する。大学時代にデモテープを各所に送り、デビューが決定。デビュー当時、バンドでは本名ではなく「ユウ」と名乗り、両親のことは伏せていた。 現在は、ソロレビューし、全国のショッピングセンターを回るなど地道な活動を続けているのだそう。やはり、兄も両親の名を糧にせず、実力で歩む姿の影響を受けているのではないだろうか。

さらに、兄三浦祐太朗さんは、母・山口百恵さんの数ある名曲を集めたカバーアルバム『I’m HOME』(2017年7月)がレコード大賞企画賞を受賞、このアルバムは彼のアーティスト活動10周年の節目に、自分を支え続けてくれたスタッフへの感謝と両親へのプレゼントの意味を込めて制作されたそう。こんなに素敵に育った兄弟の影に、やはりご両親の教育や芸能界との関わり方が間違いなく影響している。

おわりに

三浦寛大さん、華やかさはありませんが、着実にキャリアを積み、6本の映画公開が控える今年34歳。本人はインタビューで「(芸能界の)10年を「一気に駆け抜けた」と語っています。両親のような“スター街道”をそもそも本人も望んではいない様子が見て取れますが、役者として途切れなく仕事に取り組む姿勢は、今後は役幅を広げるとともに渋みも増し、派手ではなくても“味のある俳優”として長く活躍していくのは間違いなさそそうです。
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