人気留学先英語圏トップ5・人気都市からその国のメリット・デメリット までご紹介!
- By: PlanetWoman
- カテゴリー: 海外・留学・語学
「留学しよう」「海外で英語の勉強をしよう」と考えたとき、まず、はじめに考えるのはどの国を選ぶのか、ということではないでしょうか。
充実した留学生活は、ご自身にマッチする環境によって、語学習得の差、またその先にある可能性も多分に影響があります。
こちらの記事では英語圏留学先上5か国を取り上げ、各国の留学メリット・デメリットをご紹介していきたいとおもいます。
この記事を読んでくださった方が、新しい人生のステップを見つけるために一つでもなにかを感じてくだされば幸いです。
それでは、英語圏留学先 人気上位5か国!
目次
1. カナダ 2年連続人気トップ!日本人に人気
2. アメリカ トランプ政権移行後希望者減!でも
3. オーストラリア 住みやすさと都会のバランスが良い
4. ニュージーランド 大自然に囲まれ、マイペースに生活できる
5. イギリス ハードルは高いのか?日本人率が低くておススメ
まとめ
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そもそも「英語圏の国」とは?
英語圏とは、公用語や国語に「英語」を定めている国や地域、またはその国に暮らす人びとが使用する言語が「英語」である国や地域の総称です。かつてイギリスの植民地とされていた国や地域が条件として当てはまることが多く、主には、イギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダなどが挙げられます。
では次に、英語圏で人気な留学先5か国を比較してきましょう。
カナダ 2年連続人気トップ!日本人に人気!
治安が良く、自然と街が調和している、住みやすさも魅了。
英語日本人の耳には聞き取りやすく、留学したい国ナンバーワン。
国柄
人気ナンバーワンのカナダ、アメリカの隣国ですがその文化、人々の雰囲気は異なります。まず、驚くことは異文化に寛容なこと、また人に対しても温かな印象があります。トランプが大統領令で中東など7カ国からの入国禁止を命じたのに対し、翌日にはカナダの首相が信仰に関係なく、カナダ人は移民を受け入れることを歓迎するといった発言をするなどカナダの移民に寛容というのは事実にあります。
カナダの国民性は一般的に(個人によって異なりますが)日本人と近しい価値観があるといわれています。
異なる民族や異なる価値観に寛容であることから「和」を重んじ、個人と個人の違い、差別を意識しないようです。また、比較的「マイペース」で「家庭を第一」に考える方が多いともいわれているようです。
英語の発音は、アメリカで話される英語と大きな違いはないといった意見もあります。
それは、アメリカ独立革命を逃れてカナダに亡命した人々が話した英語がカナダ英語の基盤になっているといわれています。
完全なアメリカ英語のわたし、が初めて現地に住むカナダの方と会話をした際は、多少の発音、聞き取りにくさはかんじましたが、アメリカの人が話す英語よりゆっくりと感じたようにおもいます。
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メリット
- 英語が聞き取りやすい
- 治安が安定している
- 自然と街のバランスが良い
- 教育水準が高い
- アメリカ、イギリスと比較し、リーズナブルに勉強、生活が出来る
- 留学生にやさしい制度が整っている(学生ビザ有、観光ビザでも就学時間数に制限無、ワーキングホリデー制度有)
デメリット
- 日本人、アジア人勢が多い
- 冬場の寒さが厳しい
(バンクーバー、ビクトリアは比較的穏やかといわれますが、それでも日本と比較すると雨量が多いほか、トロントでは時期によって零下10~20までも多いようです)
おススメ(人気)の都市:ブリティッシュ・コロンビア州には日本人、韓国人、中国人などアジア勢が目立つ都市です。
トロントにはヨーロッパからの留学生が多いようですが、時期によりその割合は異なります。他の方とは違う都市を選びたいという方は、内陸部のマニトバ州やサスカトゥーン州なども良いかもしれません。
2. アメリカ トランプ政権移行後、希望者減!でも?
留学を考えた時、真っ先に思い浮かぶ国、それは長く「アメリカ」ではないでしょうか。
トランプ政権に移行してから、移民の受け入れ問題などがメディアに取り正され、留学生の受け入れも消極的になるのでは?と懸念の声が広がったこともあってか、ここ最近は人気留学先国からナンバー2になりました。
とはいえ、その教育機関の多さや、様々な分野で世界最高水準の技術と知識があること、また国境・人種を超えた社会つくりをしてきた背景から
今でも尚、魅力的な留学先として魅了しています。
国柄
みなさんもご存知、アメリカ史における西部への開拓時代、未開拓地を切り開く精神“フロンティア・スピリット”とアメリカ人の象徴でありその国民性と精神性をあらわすといわれているようです。現在50の州および連邦区から成るアメリカですが、各州毎でその環境、気候なども大きく異なることも魅力です。留学なさる方では、東海岸から西海岸、両極の違いを知りアメリカの文化の理解を深める方もいるようです。
アメリカの国民性は、個人の感じ方、考え方に違いもありますが、一般的にはフランクで、日本人より意志の伝え方がストレート。チャレンジ精神と向上心をもち、個人の権利と自由、責任を尊重はするが、自分の主義・主張は通すといった印象です。
メリット
- 大学や語学学校の選択肢が多い。
- 世界トップレベルの大学がある。
デメリット
- 費用が高い
- ワーキングホリデービザ無し(学びながら、働くことが難しいため生活費、授業料など十分な蓄えが必要。
おススメ(人気)の都市:「ロサンゼルス」「ニューヨーク」「サンディエゴ」「サンフランシスコ」「ボストン」などは例年留学を希望する学生が多いようです。
語学学校によっては、上述の都市では日本人、またはアジア人の在籍率が高い場合もあります。語学学校、大学など多くあるアメリカ。国籍の割合が気になるという方は現地の学校に事前に問い合わせをしてみると良いでしょう。
3. オーストラリア 住みやすさと都会のバランスが良い
オーストラリアには留学生の権利を保護する「ESOS法」という法律があるんです。教育機関が留学生に果たすべき責任などが定められ、留学生が安心して勉強できる環境を保障しています。またワーキングホリデー制度を使って勉強、仕事の両方にチャレンジしてみたい、と言う方も多いですね。マスメディアでも取り上げられることが多く、自然が多く人が優しいそう!という声もよく聞かれます。
国柄
南半球にあるため、日本と季節は反対になりますが時差が日本と1時間(サマータイムは2時間差)と距離も近しく感じられます。教育に力を入れているため留学生を受け入れる教育機関が多く、また大学のほとんどが公立の学校で、質の高い教育を受けられます。大学のほかにもTAFEと呼ばれる公立の職業訓練専門学校があり「英語、+α」の習得を狙う留学生にも人気です。
オーストラリアの国民性というと、陽気であり、比較的のんびり、仲間や家族を大切にする気質があるようですね。
あまり小さなことにクヨクヨしない、独自のマイペースさがあるのでしょう。一方で、世界で最も厳しい禁煙制度があり、煙草の価格も日本の2.5倍以上はするようです。
そのほかにも、独自の生態系を守るため、政府によって広大な土地を保護しているようです。国民の多くも自然に対する意識は高く、シャワー(水資源)の長時間使用するのは好ましく思われないとか。
オーストラリア英語の発音は、訪れる都市によっては「オージーイングリッシュ」と呼ばれる特徴があります。
少し近しいのがイギリス英語です。上述しましたが、イギリス英語、オーストラリア英語は双方ともに、「non-rhotic」と呼ばれています。
「R」を発音しないため、例えば、下記の単語の中に入っている「r」は、はっきりと発音されていません。
park (“パーク”)
hair (“ヘアー”)
car (“カー”)
また、「a」を「アイ」と発音し、「Mate!」は「マイト」となります。※ちなみに、仲間意識の強いオーストラリアの方は、この「Mate」をよく使うようですね。
メリット
- 治安の良さ
- 渡航費用が他の英語圏と比べて安価
- 時差が1時間(サマータイムで2時間)のため、日本へ連絡が取りやすい
- ワーキングホリデービザ、学生ビザなど留学生の受け入れに好意的
- 一定の条件の下で、扶養家族が同行出来ます
主申請者と家族は、コースの種類により、制限付きまたは制限無しに働くことが出来ます。学校がお休みの間のみ、制限無しに働くことが許可されます
パートナーは (同行が許可された場合)、3ヶ月まで修学出来ます。
在日オーストラリア大使館 学生ビザについてより
学生ビザは、政府認定校のコースをフルタイム(週25時間以上)で受講することが条件とされ、コース期間中オーストラリア国内に滞在できます。
学生ビザ取得者は労働許可(ワークパーミッション)が付与されますから、週20時間までの就労がも認められ、学費をアルバイトで賄いながら、学校に通うこともできます。
学生ビザは、一定の出席率(各タームの80%)をクリアすることが条件とされ、この条件を達成していれば学生ビザを延長することも可能です。
オーストラリア留学センター オーストラリアの学生ビザより
デメリット.
- 日本人が比較的多い
- 物価が高い?
ペットボトルの水1本が300円程度と、物価が高いようです。仕事をする場合、その賃金は日本よりも高く、仕事によってはは自給が3,800円以上とか。学生ビザ取得者でもパートタイムの仕事が許されますし、留学期間の費用に不安がある方は仕事をして上手く生活費の補填が出来ると良いですね。
出典:Famz http://famzau.com/2016/05/24/minimum-wage/
おススメ(人気)都市は:大都市である「メルボルン」「シドニー」、また比較的自然と都市が調和している「ブリスベン」「ケアンズ」は日本の方も多く留学されています。仕事をしながら勉強したいという方は、「メルボルン」「シドニー」など大都市ですと仕事も見つかりやすいでしょう。
日本人が少ないといわれる「サンシャインコースト」「ゴールドコースト」などの海岸沿いの町はローカル色があり、またヨーロッパからの学生が多いようです。
初めての留学ですと不安があるかもしれませんが、語学留学、海外経験者の方はぜひ、穴場であるこれらの都市に住むのも良いかもしれません。
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ニュージーランド 大自然に囲まれ、マイペースに生活できる
ニュージーランドと聞くと何を思い浮かべますか? 自然が豊か!羊が多い(人口の7倍もの羊が飼育されているようです)。。えっと・・あとは何?
ニュージーランドは面積はイギリス、日本とほぼ同じであり、人口400万人と世界で最も人口密度の低い国のひとつです。
この国は、約1000年前、南太平洋のポリネシアからマオリがカヌーでこの地に渡って来たことに始まり、その後イギリス人が上陸、18世紀末ごろからヨーロッパ人が住むようになり、1840年にはニュージーランドはイギリス領となりました。その後、独立を果たしたニュージーランド、「イギリス以外で最もイギリスらしい街」といわれる所以です。広大な自然と、ヨーロッパの街並み、美しい国ですね。
国柄
オーストラリアと同様に、南半球にあるニュージーランドでは、日本とは季節が逆になる。時差は3時間。
朝昼晩の温度差に開きがあり、「1日の中に四季がある!」と言われるほどです。留学生の生活保障に関する服務規程が設けられているため、学生が安心して勉強出来る環境があります。
ニュージーランドの国民性というと、おおらかで、物事に寛容な姿勢があるようです。愛国心が熱く、自ら行動し、何事も出来る!という意識の方も多いんだとか。それ故か、独自の発想力があることも特徴なようです。大自然に抱かれて育ったニュージーランド人はチャレンジ精神と愛国心がある、人間味豊かな人が多いのでしょう。
ニュージーランド英語の発音は、この国がひと昔、イギリス領であった背景もあり、イギリス英語が根底にあるようです。とはいえ、Eの発音がIになる場合もあるので普段聞いている英語と違う発音が聞こえます。
Red(“リッド”)
Ten(“ティン”)
また、南島南部では、スコットランドの移民も多くあったことから、特有のイントネーションがあるようです。ニュージーランド独特のスラングもあるとか。
メリット
- 豊かな自然
- 治安が良い
デメリット
- 自然が豊かな反面、大都市を除く地域は、人によって物足りなさがある場合もある。
おススメ(人気)都市は、大都市の「オークランド」、続き首都のある「ウィリントン」。イギリスの地方都市を思わせる落ち着いた街並みの「クライストチャーチ」など3つの都市は留学生からの人気が多いようです。都会的な雰囲気を味わいながら、豊かな自然、美しい街並みに抱かれ人気な理由がわかります。
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イギリス ハードルは高いのか? 日本人率が低くておススメ
イギリスはその高い語学指導力と、教育水準の高さから毎年一定の留学生が訪れているようです。なんでもその昔、植民地に英語を普及させるため、語学教育活動が昔から盛んに行われ、語学指導のノウハウはそのときに培われたといいます。またクイーンズイングリッシュ、正統派と言われる美しい発音に魅了される学習者もいます。
ヨーロッパの島国、イギリス。歴史的建造物が今も残り古き良き伝統が感じられる趣ある国です。
イギリスの国民性といえば、イギリス人は多くの移民を受け入れており、外国人に対してあまり違和感を持つことはないようです。
とはいえ、階級社会であるイギリス。彼らはマナーや伝統を重んじて、初対面の人に対してあまり、親しみを表すことは少ないかもしれません。信頼関係が出来ると以外にも親切でフレンドリーな人もいるようですね。わたしが感じたイギリス、現地の方の印象は、伝統と歴史を重んじる保守的な面を持ち合わせながらも、変化や、革新的なものを受け入れる真逆の意識が垣間見られてやはりパンク・ロックの発祥だな、とおもいました。ウイットに富んだ興味深い方が多いという印象です。
イギリス英語の発音といえば、「イギリスはブリティッシュアクセント」を思い出す方もいるでしょう。また、「non-rhotic」と言われる「R」の発音をすることないようです。(発音をするものもあるようですが)アメリカ英語はこの「R」をしっかり発音します。
他にも、アメリカ英語では同じ単語でもスペルと発音が少し異なっていたり、同じことを表現するにも、アメリカ英語とは異なる単語、表現を用いたりしています。
メリット
- 留学する日本人が少ない傾向にある。
- 英語漬けの環境をつくりやすい。
- ヨーロッパ諸国への旅行が格安!イギリス国内だけでなく、ヨーロッパの旅も手軽に楽しめる
デメリット
- 物価が高いと云われている
(がしかし、日常生活品、食品は東京と大差はないという意見有り)
月の生活費は800ポンド~1500ポンドが相場と言われていますが(都市によって変動します)、これを日本円に換算すると136,000円~255,000円/月。
おススメ(人気)の都市;「ロンドン」中心地は留学を希望する学生、また社会人の方も多いようです。大都市は交通の便が良いことに加え、美術館、舞台、映画と娯楽も充実しているため勉強と都市生活を楽しみたい人には魅力的のようですね。
イギリスは、比較的日本人、アジア人の割合も他国と比較すると少ないので、こうした人気都市も良いですね。一方で、「オクスフォード」や「ケンブリッジ」など著名な学園都市もオススメです。
コンパクトな街並みに、生活に必要なことは最低限揃えられるので不自由なく生活できます。しっかりと勉強をしたい方にはとても良い環境といえます。
列車に1時間も乗ればロンドンにもいけますし、アクセスは比較的良いのではないかとおもいます。
まとめ
いかがですか?
留学生活はもちろん、海外で生活しよう!となった場合もやはり学園都市は安全で整備されたイメージがありますし、住みやすさ、都市と生活環境のバランスは良いですね。ワーキングホリデービザで勉強と仕事の両方を目指している方であれば、仕事が多く集まる中心地はメリットがあります。反面、物価が高いなどデメリットもあります。
「住む」ことと、「滞在」することの違いを把握したうえでご自身がそこで生活するイメージをしっかり思い描けると更に安心ですね!
そうそう、海外経験者の方と会話をしていると、それぞれどこの国にいたのか話題に上ることがあります。どの方も、「あぁ、わかります、あなたアメリカっぽい」とか、「イギリス好きそうですね」とか大抵そんな理解に至ります。
その国がその人を育てたのか?その人がその国に呼ばれたのか、どちらなのかな?と思うことがあります。そんな話もまたどこかで取り上げてみたいです。
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