福岡県・天神からバスで30分、そこには“おとぎの世界”を散歩するような水辺の森「篠栗九大の森」があります。
年間通じて２万人台だった訪問者が、いまや毎月１万人を超え、ジブリ映画「もののけ姫」にでてきた森のような光景が見られる！とSNSで話題となっています。
「異国にいるかのよう！」「こんな幻想的な世界が福岡県にあるの？」といわれる絶景ポイント「水辺の森」へのアクセス方法、見どころから、行く前に知っておきたい
これは知っておきたい！注意点までご紹介いたします。

ジブリ映画「もののけ姫」のような絶景！福岡の「篠栗九大の森」

「篠栗九大の森」は九州大学の敷地（九州大学福岡演習林）の西端にあり、篠栗町と九州大学が共同で整備、管理が行われています。
「水辺の森を散歩できる場所」であり、林学の研究や教育のための実習林・実験林であるため、いわゆる整備された公園ではありません。
その敷地にあるのが今話題の「水辺の森」。

ラクウショウと呼ばれるヒノキ科（またはスギ科）ヌマスギ属の針葉樹が生い茂り水面に映り込むさまとても幻想的であのジブリ映画「もののけ姫」を彷彿させると
話題になったのです。

入場料：無料
開園時間：4月～9月：午前6時から午後6時まで　
10月～3月:午前7時から午後5時まで
http://www.town.sasaguri.fukuoka.jp/?mode=sightseeing_kyudainomori
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風の無い早朝がインスタ映えする！雨の少ない時期は水辺の幻想も見られない？
約17ヘクタールもあるといわれる篠栗九大の森には、森に生息している植物はスダジイやアラカシ、タブノキなど約50種の常緑広葉樹に加え、コナラやネジキなど約40種の落葉広葉樹です。
「こんな街中に異国情緒たっぷりの散歩道があるのか? 」と来場客が驚くのがその息をのむほどの絶景。
貯水池の周り２キロほど歩きやすい散歩道を行くとそこには水辺にある落羽松の林、「水辺の森」が姿を現します。

訪れた観光客の声には、昨年10月は水辺の森の水量が十分ではなく干上がっていて期待外れだったと嘆く人もいた様子。
今年は台風の接近が多く水量は平年よりも多いため、水辺の森の水が干上がる恐れは恐らくないとおもいますが。。
どうしても気になるという方は、「篠栗町役場　産業観光課」に問い合わせをされると確かです。
また気になる紅葉ですが、気象庁の知らせによると九州の紅葉の見ごろは11月下旬から12月と言われていますので、今年2017年の「篠栗九大の森」紅葉狙い目は、11月末から12月にかけた早朝が比較的ねらい目ではないかと思われます。

ちなみに、最近は観光バスが止まり、観光スポット化しつつある様子。
人気の少ない早朝に水辺に映る紅葉を独り占め、幻想的な世界を心ゆくまで堪能してはどうでしょう。

アクセスについて
「水辺の森」は湖の北側！北側の駐車場を目指そう！

交通網は、天神から公共機関（バス）または車と徒歩で、約30分と好アクセスです。
「水辺の森」は湖の北側にあるので、ここは通過して北側の駐車場へ行くのがベスト！

１．天神高速バスターミナルの１番乗り場「飯塚・田川方面」の高速バスに乗、
「粕屋警察署前」で下車する。乗車時間は30分程度、運賃は500円です。
２．福岡県糟屋郡篠栗町和田1009 を目指して歩いていくと「篠栗九大の森」の
案内板が出ています。
【注意！】
この看板があるのは「篠栗九大の森」に２つあつ駐車場のひとつ「南駐車場」です。
「水辺の森」は北駐車場にあるため、こちらの看板では止まらず、500メートルほど進み「北駐車場」を目指します。
「北駐車場」は「南駐車場」から500メートル先、左手にピンク色の建物が見えたその向かいにあります。

▲北駐車場への入り口である北口。ここから中に入ってください。

「篠栗九大の森」行く前に知っておきたいポイント

①駐車場の施錠時間に気をつけて
駐車場時間及び森の散策時間は、4月～9月が6:00?18:00、10月～3月が7:00?17:00までです。
この時間を過ぎると駐車場は施錠されてしまいますので散策の際は十分気をつけましょう。

②足元に注意！
「篠栗九大の森」は、「水辺の森を散歩できる場所」。整備された公園ではありません。
そのため、遊歩道は山道となっており、滑りやすい場所もあるようです。足元はスニーカーなど歩きなれた靴が良いでしょう。

③トイレがありません！
「篠栗九大の森」にはトイレがありません。散策の前には駐車場にあるお手洗いで事前に済ませておきましょう。

④駐車場が意外と小さい！
来場された方の中には駐車場が小さかったで日曜日ともなるとなかなか停めれない時もあったりしたという声も聞かれています。
最近は、観光バスが乗り入れてくることもしばしばだとか。

おわりに
「『もののけ姫』みたい」と池を囲む静かな森の一角「水辺の森」では思わずテンションもマックスに。地元の人の散策スポットであったが、「篠栗九大の森―水辺の森」はいまやすっかりSNSで投稿される幻想・絶景スポットになりました。
日本各地でこうして“知る人ぞ知る”というスポットが人気を集めるようになったのもSNSの影響ですね。まだまだ私たちの知らない秘境の地、日本各地にありそうです！引き続き絶景・秘境の地をお届けしていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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