【回顧録】社会人留学をした女性たち【後編】

【回顧録】社会人留学をした女性たちー前篇では、一度は憧れるヨーロッパへ社会人留学を志した3人の女性の姿を追ってきました。後編ではアジア圏へ飛び立った女性たちの素顔をお届けいたします。

留学を機に世界の舞台を目指す女性たち。

その素顔は意外にも身近な女性に感じます。

こちらの記事をお読みいただいた方の中でもなにか共感するポイントがあれば、きっと彼女たちから背中を押してもらったような気持ちになるかもしれません。

最後までおたのしみいただけましたらこんなにうれしいことはありません。

では、後編へ。前編こちらから

目次  【後編】

4.結婚を機に、退職と留学を決意した30代女性
5. 20代最後に踏み切った留学、手放したかった自分
まとめ 社会人留学を経験した女性のその後

4.    結婚を機に、退職と留学を決意した30代女性

 

留学代理店を訪れたのは退職の5ヶ月前、入念に物事を進める彼女らしい行動だ。

少し緊張した面持ちで、慎重に言葉を選びつつ、自分が社会人留学に踏み切った理由を語り始めました。

「結婚を機に1年留学します。旦那さんは置いて。」

5年勤めた会社では営業事務をしっかりこなし、成果も見え始めたときだった。

長年付き合っていた男性と結婚決めた矢先、ご主人となる人は地方に配属が決定したのだという。新天地で自分は何が出来るのかな、と悩んだ挙句、ある時その地域では観光業が盛んなことを知り閃いた。

「その地域は海外からの観光客が多いけれど、英語でツアーコンダクト出来る方がまだまだ少ないことがわかりました。あ、これだ!わたしがしたい仕事は、とおもいました。人と話すことが好きで、英語も好きだったから。」

自分の描いたシナリオを全うする

留学先には、観光が盛んなオーストラリアを選んだ。英語は高校生の頃勉強していたレベル、と冷静に自己分析し、総合的に語学力が身につくと言われる語学学校を選択。

まずは世界から集まる観光客の姿を自らの目でみて、度胸を養うことが大切、と腹をくくった。留学代理店の担当者も驚くほど、事前に学校の資料請求をし、カリキュラム比較もした。

「出来ることはしっかりやりたいから」とそう語る彼女。

まあ、なるようになるのでは、と差水を向けたわたし、に「それでも」と続ける姿がなんともいじらしく、「あぁ、こういう女性は男性にモテるな、」と少々脱線してしまう。それくらい、ひたむき、という言葉がぴったり、そう、ブレない女性。

社会人留学に踏み切ることも、結婚と同時に単身で海外にいくことも、自分のためであるけれど、どこかで彼女を支えている男性の期待もあるのかもしれない。

女性の社会人留学はおひとりさまの決断もあれば、家族の決断もあるという時代。良い時代になったわね、と目上の方がそう切り出すこともあるが、彼女の生き方はまだまだメジャーではないようにもおもえて。

もうそろそろ彼女の1年の留学が終わるころ。

彼女ほど芯があれば新天地でもバリバリ仕事をしているのだろうと思う。

 

5. 20代最後に踏み切った留学、手放したかった自分

 

最後に登場するのはモデル並み、のルックスをした29歳、看護婦の女性。

その当時、彼女はシンガポールに滞在していて、日本人向けのクリニックで看護婦として仕事をしていた。日本を出たのはいまから2年ほど前だったという。

看護婦と聞くと資格もあり、やりがいも、求人も十分にある、特殊な仕事、と思う方もいるかもしれない。彼女が感じていた特殊さ、とは、職場の独自の空気、だったそうだ。

勤務時間が安定しないことに加え、次第に募る 自分が周囲とは何か違う という感覚。気がつけば、仕事そのものにも嫌気が差してしまっていたと話す。

英語は全く話せなかったけれど、一刻も日本を出なくてはと掻き立てられるような焦り、不安に襲われ日本の看護資格でも勤務出来るシンガポールに移り住んだ。

(海外で看護婦として勤務をお考えの方、詳しく知りたい方は、現地情報をよくお調べください。)失敗しない看護師転職.jp(http://ur0.biz/F904)では、海外で看護婦としてお仕事をなさる場合の情報が掲載されています。

現地に飛び込んだ後、社会人留学に切り替えるという逆転の発想

 

まず、現地入りする、これは少し新しい社会人留学のステップかもしれない。

大半の国では入国に関しては厳しい条件を設けているし、とりあえず、入国させてください、とはいかない。まして自分が行こう、と思う国が必ずしも好意的に受け入れをしているとも限らないのだから。

結果、生活費を稼ぐためにも仕事が出来る国を選択肢にいれ、その中でシンガポールを選んだということだった。仕事も、そして自分のことすら嫌いになりかけていた彼女を救ったのは、奇しくも看護婦、この仕事がまさかの彼女に新しい道を拓いてくれたのだった。

現在は現地の生活にも慣れ、現地の語学学校に通学をし、英語習得に励んでいる日々。日本を離れ、社会人留学に踏み切った方よりも、さらに瞬発力が必要な判断だけれど、実際彼女は今の自分をどのように受け止めているんだろう、と思い質問を彼女にぶつけてみた。

 

やっと次の目標がみえた!

 

「いまのわたしは、その次の自分まで思い描けるようになりました。どこでも生きていけるし、世界にはいろんな人がいる、それがわかったから、なにより、自分のことを認めていいと思えるようになった。」

不覚にも少しだけ、涙が出てしまったのはわたし、だけでなく、それは答えてくれた彼女も同じでした。

いろいろな葛藤も乗り越えた人というのは、こうにも輝くのかな、ということを彼女をみているとわかるのです。

彼女が目指す次のステップ、はオーストラリアで国際看護師の資格を取得することだそうだ。シンガポールで身に付けた国際感覚を武器に、再び社会人留学を果たす彼女。

すらりと伸びた手足、やはり日本に留めておくには惜しいくらいの美貌と野心がある、海を超えていく人には訳があるようだ。

 

まとめ 

社会人留学の原動力とは ー「なにか」をみつけたひとたちの共通点

ここまで5人の社会人留学をした女性をみてきました。
彼女たち5人はスペシャルケースだったのでしょうか?
おさらいしてみましょう。全編・後編で登場した女性たちのターニングポイント

 

①自分が決断した社会人留学は再び生きる活力を見出す

②日本で経験できないから海外に行くという発想

③語学+α 人とは違うなにかを身に着けて渡航する

④自分の描いた夢のシナリオを全うする

⑤現地に飛び込んだ後、社会人留学に切り替えるという逆転パターンをとった女性

5人に共通している点があることにきづきましたか?

 

それは、「自分で行動に移す」ということ。

自分の出来ることからスタートしている」ということ。

ここに登場した女性は美談のように輝いているようにおもいますが、そこはひとりの女性、紆余曲折の振れ幅は相当あったこともみなさんも想像いただけるとおもいます。「成功する社会人留学」、と切り取ると、それはかなりのプレッシャーもかかります。

こちらで登場した女性たちのような何か、を見つけられない人も当然いるでしょう。

それでも社会経験を得て、留学するのは、学生の時にはない行動力も、機転も、自分の弱みも強みも知っている方が多いのではないでしょうか。

先に登場した5人のようになんらか、体得するための知恵と武器は携えているというものです。社会人だからこそ、出来る留学体験があるようにおもいます。

みなさんは、この5人と何か重なるものはありますか?

社会人留学に限らず、ふと自分は「なにがしたいのかな?」と宙を仰いでしまったら、次にいくステップかもしれません。

みなさんの次の目指す場所はどこでしょうか。

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